当社の児童発達支援・放課後等デイサービスをご利用頂いている又はご検討頂いている保護者の皆様へ、子ども達の大切な支えである保護者の皆様から健康的な食生活を習慣づけましょう。人間には「行動」を後押しする為に「不安」を感じるよう設計された脳内システム(ノルアドレナリン)が備わっています。つまり、行動すればこの不安を感じるノルアドレナリンは消えていきます。身近な食生活から改善し、慢性的な栄養不足を無くしていく為にも早速行動に移していきましょう。日々の「糖質過多/タンパク質不足」の食生活改善に加え、体質を改善することで障害特性も改善するケースが発表されています。詳しくはお問合せください。
様々な情報を見極める
世の中に出回る情報は、多くの場合、企業のセールスマーケティングに利用されています。企業によるロビー活動により、行政機関の情報も正しい健康に関する情報が発信されているのか分かりません。消費者が正しい知識を知り、いつまでも健康でいられる食生活を送ることがとても大事です。正しい知識をもって食生活を改善し、サスティナブル(持続可能)な幸せを実現しましょう。
健康に良い食品を理解しよう
多くの研究から人間の体に良いとされている食品は、①肉➁魚③野菜④果物⑤茶色の炭水化物⑥ナッツの6種類です。これらの食品をメインにして食習慣を改善していくことで脳卒中や心筋梗塞、がんなどの疾病リスクを低下させることが可能です。お子さまにダイエットが必要だとお考えの場合は、食べる量を減らすことよりも食べる食品を変えることから始めていきましょう。
健康に良くない食品を理解する
健康に悪い食品は、①精製された炭水化物や小麦粉➁精製された砂糖③酸化した油の3種類です。白米、うどん、ラーメン、パスタなどは、食物繊維の量が少なく糖質がとても多い食品の為、糖質過多、タンパク質不足となってしまいます。白米はとても美味しく日本自慢の食品だと思いますが、食物繊維を多く含む玄米を食べることが「長生き+健康」にとってとても大事なことです。
果物はそのまま食べよう
果物に含まれる「果糖」は血糖値を上げるという意味では良いとは言えませんが、そのまま食べると食物繊維が豊富に含まれている為、血糖値の上昇を抑制します。しかし、フルーツジュースは果物の果糖だけを抽出する為、血糖値を大幅に上昇させます。フルーツジュースは果物だから健康に良いと惑わされてはいけません。糖尿病リスクを下げる為にも果物はそのまま食べましょう。
茶色の炭水化物で痩せられる
白米は糖質により体重が増加し、玄米などの茶色の炭水化物は食物繊維も豊富に取れる為に体重が減ると言われています。精製された白米やラーメン、うどんは、食物繊維が少なく糖質が多い為、砂糖を食べているようなものです。パンも白くて柔らかいパンではなく、全粒粉を使用したパンを食べましょう。
痩せる食事でがんのリスクを低減する
体重を減らす為に食生活を改善することは大事ですが、運動量、睡眠、ストレスも同様に体重に大きな影響を与えています。これらを全て最適化することで体重も減少していくことを理解しましょう。また、健康的な食生活に改善することで脳卒中やがんの発生を抑制することが分かっています。心身の健康は幸せの第一段階です。
魚はやっぱり健康に良い
魚は心筋梗塞などの動脈硬化の為に起こる病気や乳がん、大腸がん、肺がんのリスクを低下させます。また、魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸は病気の再発も予防してくれるという研究結果も出ています。青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸は死亡リスクも低下させます。病気のリスクを下げ、子ども達と共に健康な生活を維持する為にも、魚をメインディッシュにしていきましょう。サンマやイワシ、カジキ、アジなどを食べると豊富なタンパク質が摂取できます。
牛乳やヨーグルトは上限に注意
乳製品の取り過ぎは前立腺がんや卵巣がんのリスクを上げる可能性があります。牛乳では、1日コップ2杯まで、ヨーグルトだと450gまでに抑えましょう。乳製品は、成長期の子どもにはたんぱく質が摂取でき良いとされている側面がありますので、給食に出てくる牛乳で十分です。大人はがんの発生リスクを上げてしまう為、摂取量を下げましょう。
パンは全粒粉を使用する
パンで使われる多くの精製された小麦粉は、食物繊維やビタミンB、ビタミンEが精製段階で取り除かれる為、体に良くありません。全粒粉を使用したパンの方が体に良いのですが、企業の販売戦略(マーケティング)には効果的でない為、使用されません。美味しい食べ物で短期的な幸せを得ることも大事ですが、健康であり続ける長期的な幸せも大事だと思います。
塩分摂取量には気を配ろう
脳は塩分が多過ぎると「水を飲んで薄めよ」と指令を出します。通常、余分な塩分は腎臓から尿で排出されますが、塩分量が多いと処理し切れなくなる為、生理的に水を多く飲むことになります。無形文化財に登録されたことで日本食は健康だという認識が高まりましたが、それは魚や野菜が多く取れるからです。塩分が多過ぎると心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。みそ汁は、塩分が多い為、毎日飲むことは控えましょう。塩は未精製の塩を使用します。
加工肉は健康に悪い
牛肉や豚肉、ラム肉、馬肉など赤い肉はとても美味しく、焼くと良い香りが漂い、食欲を促進します。また、ホットドッグやベーコン、ソーセージ、ハムなどの加工肉も手軽に食べられ、とても美味しい食品です。しかし、加工肉は発がん性があると国際がん研究機関が発表しています。特に脳卒中や心筋梗塞、大腸がんのリスクが高まる為、加工肉を食べることは控えましょう。
卵は豊富なタンパク質
卵を1個食べると約7gのタンパク質を摂取することができます。体重が30kgのお子さまであれば、毎日5個食べれば体重相当分のタンパク質が摂取できます。また、卵はビタミンCと食物繊維以外の全ての栄養素が含まれたパーフェクト食材です。最近は価格が高騰してきていますが、出来れば毎日食べて、「糖質過多/タンパク質不足」の状態を改善していくことが肝心です。
甘いお菓子やジュースは空っぽのカロリー
甘いお菓子やジュースに栄養はない為、カロリーだけを摂取する不健康な食べ物です。魚や肉、野菜、果物、茶色の炭水化物、ナッツ類を食べ、小児期の味覚形成の段階で健康食に慣れさせましょう。小児期の肥満は、大人になってからの糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳卒中を引き起こす可能性が高まります。おやつを子ども達に上げる場合は、早めに健康的なおやつを習慣付けましょう。
妊娠中は魚と野菜を食べよう
妊娠中または妊娠予定のお母さんは、魚や野菜をたくさん食べましょう。野菜や果物に含まれる葉酸は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減します。妊娠前からたくさん摂取しておくことが大事です。また、魚に含まれるたんぱく質は糖尿病やぜんそくのリスクも下げます。水銀量の少ない魚を選びましょう。妊娠中は食中毒や寄生虫感染を起こす可能性がある為、生ものは避けるべきです。生魚だけでなく、卵やチーズ、野菜にはトキソプラズマに気を付け火を通しましょう。
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