ぐりーんフィロソフィ(児童発達支援・放課後等デイサービス・居宅介護サービス)

ぐりーんが考える仕事においての考え方、哲学を「ぐりーんフィロソフィ」と呼びます。
ぐりーんフィロソフィ

ぐりーんでは、仕事においてどのような価値観や考え方を持つかで成果は異なり、より洗練された考え方は必ず組織のプラス要素として作用するものだと考えています。フィロソフィとは「哲学」という意味です。どれだけ熱意や能力が高かったとしても、考え方がマイナスであれば、全てがうまくいかなくなります。私たちが考える哲学を皆で共有し、人間性を高めていくことがよりよい仕事の成果に繋がるものだと考え、「ぐりーんフィロソフィ」を作成しています。

 

集団的決断を重んじる

こういったケースがあります。帰社間近に車両のガソリンがないことに気付いた時、あなたならどんな判断を行いますか?例えば、子ども達を乗せている場合、「先に子ども達を施設に降ろす」か「ガソリンスタンドまで一緒に行く」のどちらかの選択肢が思い付くかもしれません。しかし、私たちは、仕事は一人で行うものではなく、チームで行うことがより成果の高い成果物を完成させると考えています。だから、施設に残る職員と送迎職員が連絡を取り合い、お互いの状況を確認した上で判断することが正しい考え方だと思います。だから、私たちは独断するよりも「チームで判断する」こと、つまり集団的決断を私たちの哲学として重要視しています。

知識よりも経験

私たちは、健康食を作ったりしますが、どれも始めは上手く行きません。本に書いてる通りに作ったとしても、結果がいつも上手くいくとは限らないのです。「知っていること」と「できること」は違います。失敗の経験を積んでいき、悩むからこそ知識や知恵が活きてきます。経験から活きる知識または知恵、そこに“改善”が掛け合わされることで、本物になれるという私たちの哲学があります。

他人を思いやり、助け、誠実に向き合う

心が広く包容力のある人は、人から好かれます。リーダーの懐が深ければ、その人から刺激を受けた部下達も似たような人格者になるのだと思います。企業という目には見えない概念は、そこに人が集まるからこそ成り立ちます。つまり、どんな人達で構成されているかによって、組織のカラーは決まり、それはサービスへも影響を与えるはずです。他人を思いやり、助け、誠実に向き合える人は、決算書などの数字には見えない企業の何よりの価値であり、構成する人の価値観の成長によって、企業も大きく成長します。人という価値を大事にすることは、全ての組織にとって必要な哲学です。

絆を深める

企業では他人同士が集まり、人間関係が成り立つからこそ、あらゆるサービスをお客様に提供できます。つまり、働く人同士の人間関係の質がサービスの品質に繋がり、ただ単に仕事仲間という緩い関係では良いサービスは提供できないわけです。では、人の絆を深める為には何が必要でしょうか?相手を尊敬するという高尚な意見はとても大事なことですが、まずは「相手を知る」ということが必要です。あなたは見知らぬ誰かをすぐに尊敬できますか?相手を知ることができれば何か一つでも、その人の素晴らしい部分を見つけられると思います。人を知る、それが私たちが考える人間関係の絆の始まりです。

注意を向ける

私たちは、常日頃から、職員間で情報を共有し合っています。どんな些細なことであっても、情報を共有し、そのグループに所属している職員はリアクションを行わなければなりません。日頃から、仲間が共有した情報をただ漠然と無心で見ているだけでなく、意識して注意を向けることを習慣化させておくことで、核心をつかむ洞察力や解決に導く判断力が身に付いてくるからです。私たちは事業を通じて何をすれば「お客様を幸せにして差し上げられるか」という理念の実現を考えていかなければなりません。心身機能だけを見る狭い視野ではなく、社会参加、活動状況、健康状態、取り巻く環境、パーソナリティにも意識を向け、些細なことにも気付き、お客様の無限に広がる潜在能力を支援していく必要があります。人に「注意を向ける」、これは理念を実現するためのファーストステップです。

横の繋がりを重視する

会社は、そこに人が集まり、人間関係をベースとして経済活動を行うから企業として成り立ちます。だから、ベースを支える人間関係が良好であれば、お客様へのサービス品質の向上に繋がります。私たちは「お客様の自己実現を支援し、幸せにして差し上げる」ことを理念としています。その理念を実現するために、ベースである人間関係を指示命令の上下関係ではなく、横の繋がりであるパートナーシップとして捉える必要があります。会社内において権力のある役員や管理職は、特に協力し合って仕事を進めるパートナーシップを意識しなくてはなりません。一人一人のチームワークおよび社会的感受性の高さが、組織の行方を左右する重要な要因だということを常に忘れてはならないのです。

ポジティブな思考を身に付ける

仕事をしているとどうしてもストレスがかかることがあります。人間関係から発生するストレスは、繋がりを強くしていくことで解決されていきますし、何より大事なのは楽観的かつ楽天的なポジティブな思考です。では、どうすればポジティブな思考を身に付けられるでしょうか?これは意識的に自分ができることに着目することです。多くの人は、できないことや失敗に囚われ、できることにフォーカスを当て、自分に自信を与えようとはしません。自分が感じる悪いこと、嫌なことに目を向けるのではなく、日々の生活の中で良かったこと、または自分ができることに意識的に着目するよう仕向ける必要があります。意識的に注意することを「有意注意」と言います。小さな成功体験を積み重ね、成功体験に有意注意し、自分を自分で認めてあげる、それがポジティブな思考を身に付ける為のスモールステップです。

ポジティブな主観性で世界を見る

考え方が変われば、行動が変わり、得られる結果も変わります。行動を変えれば、考え方にも結果にも相互に影響を与えます。しかし、その前にあなたが世界をどのように見ているか、つまり主観性がポジティブであるかどうかが大事です。ネガティブな思考は、あれを得ればこれを失う、「だからやめておこう」と物事を1つの判断基準でしか考えられませんが、ポジティブな思考は、「あれもこれも得られるかもしれないからやってみる」と、多くの選択肢と行動力を私たちに与えてくれます。ネガティブな思考の強い人は、複雑な要因が絡み合う他人の人生に良い影響を与えることは難しいでしょう。あなたがポジティブな思考を纏うことは、他人の為に役に立つということでもあるわけです。なぜなら会社は人間関係で成り立っているからです。ポジティブな主観性で世界を見ていくことが、あなたとあなたを取り巻く人間の人生観を前向きにするスタートラインです。

ポジティブな思考で世界を見る為の構成図
主観的なポジティブ思考の構成図

利他的な心を育む

世の中には、楽しく仕事に取り組める人とそうでない人がいます。どうすれば楽しく仕事に取り組めるのでしょうか?多くの人は自分が好きなこと、または好きな人の為ならば前向きな姿勢であらゆる仕事に取り組むことができます。嫌々やっていれば、どんな仕事であろうと退屈で疲れてしまいます。私達は、他人の為にその仕事が役に立つことだと意義を感じることができれば、自分が嫌いだったことにも前向きに取り組み始めます。あなたが人に仕える事という「仕事」に意義を感じることができる主観性の持ち主であれば、それは才に恵まれた幸せな人である証拠ではないでしょうか。利他的な人生観を持つことは、他人の為に尽くしたいという考えから、他者を幸せにする為の行動へと現れ、あなたも幸せにするという結果が待っています。利他的な心を持つことは、仕事に意義を感じさせ、自分と他人の幸せな気持ちを育むという哲学があります。

利他の心は仕事の始まり

確かに動物の世話をすることは、余計な時間や金銭的なコストがかかります。ですが、それは私たちも同じではないでしょうか。誰かに仕事を依頼すれば、依頼された側は時間を取られ、エネルギーを消費します。そして、依頼した側は報酬を支払います。仕事とは、「人に仕えること」と書きます。つまり、仕事とは他人の為に何らかの貢献をするから感謝され収入を頂けるのです。ちなみに、動物を飼うことで収入は得られませんが、オキシトシンという「愛」が貰えます。利他的な心を持つことは、仕事の第一歩です。

動物から得られるオキシトシン
ヒョウモントカゲモドキ(ハイイエロー)

目には見えないものこそ大事にする

今日は4月1日、各企業で新社会人が多数入社されるタイミングです。当社にも2022年度は3名のパートナー達が入社してくれました。には無限の可能性があります。しかし、人間の目に見えるものは、この世に存在する物質のわずか5%、目に見えない物質とエネルギーは95%だと言われています。目の視細胞は青、緑、の光の三原色で色を識別し、物質があることを認知できます。また、理学では「人の情報処理は95%の潜在意識で動いている」と言われます。人が持つ利他的な心、自信、思いやり、絆、愛、ポジティブな思考などは、光に全く反射しない為、私たちの目には見えませんし、意識しなければ顕在意識にも上がってきません。だからこそ、有意注意して人を見たり、伝えたりする習慣を付けておくことで、今は見えていない95%のプラスの潜在能力を見つけ出すことができるようになるはずです。ポジティブな思考で世間を見なければ、プラスの潜在能力を発見することはできません。他人の顕在化していない能力を見つけ出し、目には見えないものを見ようと意識すること、それは他人の人生を豊かにするという哲学があります。

思考は現実化する

アインシュタインは特殊相対性理論でE=mc²という式を導き出しました。これは「エネルギー(E)は、物質の質量(m)×光の速度(c)の2乗である」ということ、つまり「物質はエネルギーと等価交換できる」ということを表しています。目に見えるものも、目には見えないものも同じくエネルギーであり、現実の世界で物質として変換して現れます。だから、私たち全員がお客様の「自己実現を通じて、人々を幸せに」という理念を強く臨場感を持ってイメージすれば、そのエネルギーは物質となり現実化します。私たちの思考のエネルギーは、必ず創造的なエネルギーの源となり、現実化する為の前向きな行動へと繋がり、良い結果を生み出します。私たちの「こうなりたい」という念いが強ければ強いほど、人を幸せにできるという事実があります。

幸せと成功の柱

人生が私たちの思考通りになるのであれば、思考をふわっとしたものではなく、明確にしなくてはなりません。ポジティブな思考は、何か1つを等価交換で得ようとするのではなく、多くを得ようとするものです。私たちが得たい幸せの感情と成功結果のバランスを考えます。

【経済】ぐりーんを上場企業へと成長させ、パートナー達と共に自社株を保有します

【仕事】ぐりーんの仕事が社会の役に立つ仕事だとお客様や地域社会から支持を得ます

【時間】仕事もプライベートもしく充実した気持ちで過ごします

【人間関係】その人との出会いは私の方がメリットがあると思える前向きな人間関係を築きます

【健康】毎日体が元気に動き、前向きで明るく、病気にかからない体を維持します

【心】常に前向きでポジティブで他人に与える心を持ち続けます

【成長】今まで見えてなかったことが見え、出来なかったことが出来るように学び成長します

【貢献】他人の為に働き、他人に与え、他人から感謝される人になります

これらが、これからもアップデートされていくことでしょう。それが成長だからです。

潜在意識に光を当てる

過去に得た情報や体験からくる思い込みは潜在意識に組み込まれ、人の行動の95%に影響すると言われています普段、無意識で行なっている呼吸を意識的な呼吸に変えればマインドフルネスになり、過去の体験による思い込み選んできた道を自分がワクワクする未来を意識して選択すれば、高いモチベーションのまま進んでいけます。また、何となく知っている社会常識選んでいた行動を「どうすれば他人の為に貢献できるか」を意識的に選択すれば、利他的な行動へと変わります。こうして考え方をどんどん成長させ、行動に起こしていくことで人生は豊かになるはずです。5%の顕在意識にフォーカスするのではなく、もっと大きな95%の潜在意識に光を当てていくことが人の幸せと成功の可能性を大きく広げると強く信じなくてはなりません。人生が上手くいかない人は、上手くいかないことを環境や人のせいにします。あなたが何に意識をフォーカスするかによって、見える世界は変わってくるという現実が待っています。

社会の楽しみ方

日本の教育は、教師が全ての答えを生徒に教えるという知識偏重型の傾向があり、その習慣に慣れた生徒も常識、ルール、専門知識といったいわゆる答えを欲しがる傾向があります。ですが、私たちは、自分で考える創造的な習慣を身に付けて欲しいと思います。なぜなら、どうすれば人に喜んでもらえるかは受け手により千差万別であり、知識や理論よりも、先に人間に焦点を当て、人間を知らなければなりません。企業では、計画した仮説の検証を行い、効果があるか測定し、成功を見い出していきます。学校のように「1+1=2」と答えを教師に教えてもらい、確認テストを行えば終わりではなく、更なる成功を目指して、永遠に改善を繰り返していく必要があります。企業は人間関係の上で成り立ち、パートナー達の成長が何より大事です。自分なりの答えを得る為に多くの課題にチャレンジすることが社会人としての楽しみ方であり、成長へのプロセスです。挑戦し、失敗し、知識や知恵、経験を得て、再挑戦し続ける行動力が、あなたの社会生活をとても有意義なものに変えるはずです。

一番身近な存在はあなた

身近な存在の影響を受けやすい人間にとって、前向きな家族、友達、職場の仲間がいれば、あなたにとても良い影響を与えることでしょう。しかし、あなたにとって一番身近な存在とは、あなた自身です。人間は毎日6万回くらい自分との内部対話を行うと言われています。あなたがどんな言葉を自分に投げかけ、思考し、行動するかによって、あなたの潜在意識に大きな影響を与えます。あなたが自分の内側に答えを求める内向的な考えであれば、他人からどれだけ「人にフォーカスしよう」と呼びかけられたとしても、あなたが内部対話を見直さない限りその言葉は届かないでしょう。顕在意識で理解したとしても、アクセルを踏み込もうとすると、潜在意識はあなたを現状の安全な位置に留まらせる為にブレーキをかけます。だから、その選択肢が他人の役に立つのか、自分の幅を広げるのか、ワクワクするのかと意志決定に至るプロセスを常に意識し続けなければなりません。他人が何を求めているか、あなたが他人の中に答えを見出せるよう外向的になった時、あなたの行動は大きく変わるはずです。今はまだ小さな存在でも、あなたの潜在能力が徐々に開放され、大きく成長する日を皆んなが待ち望んでいます。

夢を実現する方法

ただ適年齢になったから働くというだけでは、あなたの有意義な人生はつまらないでしょう。あなたの人生が、将来どうありたいか明確なイメージを持たなければ、目的地を選ばずにただ走り、無駄にエネルギーを減らす状態になってしまいます。目的地を明確にし、自分の未来を選択することは今すぐ出来ることです。条件が整ってからでないと動けない人は、まだまだ成長の余地があります。思い立ったら直ぐに実施する習慣を身に付けてください。あなたの脳は、道を選択しさえすれば、あとは自動的に必要な情報が見えるようにあなたの夢の実現を後押ししてくれます。ほら、あなたの身近な人が乗っている同じ車が近くを横切れば、すぐに気付きませんか?あなたが電車でうとうと寝ていても、最寄駅のアナウンスが聞こえれば、直ぐに起き上がれることを不思議に感じませんか?それは、脳があなたに必要な情報を教えてくれるからです。あなたがどうなりたいか道を選ぶだけ、ただそれだけで人間は夢を実現する為の方法を知ることができるんです。

焦点を人に変える

人間の行動は、その人のプライマリークエッション(中心的な質問)が何かで異なると言われています。「自分」が中心の人は、「私はどうしたいか?」とまず自分の内側に答えを求めるでしょう。これは決して悪いことではありません。しかし、「他人」が中心の人は、「私は何を人に与えられるだろうか?」と人が喜ぶことを考え、人を深く知ろうとします。あなたが幸せになれる方法が人の利益に貢献することであるという事実を知っているなら、人に目を向けなくてはなりません。ネガティブな気持ちで世界を見ていては、答えが分からない社会ではゴールにたどり着くことができません。ポジティブな気持ちで何事にも取り組めば、あなたはとても有能な人間であり、間違いなく人にプラスの影響を与えることができます。人に前向きな気持ちを与えてあげてください。プライマリークエッションを「人」に向けてください。

成長の過程

例えば、トマトの成長過程を知らない人は「この小さな種から花が咲き実がつくのか?」と信じられないと思います。人間の成長過程も同じように感じます。あなた達が新しく体験する出来事は、全て種の中、つまり自分自身の中に詰まっていきます。ポジティブな思考で光を与え、前向きな言葉で水を与えると、成長と同時にネガティブな雑草もあなたの周りに生えてきます。雑草をそのまま放置していてはいけません。「仕事が嫌だ」とネガティブな考えを放置していても良いことは何一つ起こりません。「これから魅力ある新しい仕事をやるぞ」とポジティブに断言することで、その言葉を受けたあなたの潜在意識の土壌は肥え始めます。人間は、何歳からでも成長できます。これから目の当たりにする成長を皆んなで喜び、分かち合うことを楽しみませんか?

自分の意思で未来を創造する

社会に合わせて自分の意思を削り続けるか、自分の意思で社会を創り続けるか、あなたならどちらの人生を選びたいですか?例えば、「ガンは治らない」「食べれば太る」「仕事は大変」など、刷り込まれた思い込みを大事にしていては、それを超えた成長は望めません。自分が叶えたい未来を創り出すには、常識や思い込みは早くに捨て去り、ポジティブな未来を考え行動するべきです。自分の意思で社会を創り出すことを選べば、あなたの思考は変わり、結果も変わります。私は自分の意思を尊重します。自分の意思を信じてあげてください。

前向きなアファメーション

あなたが不快な感情を抱く時、それは他人があなたの心の中に入ってきて、不快感情のボタンを押すわけではありません。あなたが自分で不快な感情を選択しているだけです。今からポジティブな言葉がけを自分自身に唱えれば、あなたの心はどんどん前向きになり、前向きな感情を選択し始めます。試しにあなたの身近な存在である両親に電話してみましょう。どれくらいネガティブな言葉がけをしているか気付くかもしれません。これは、あなたがポジティブ思考にフォーカスし始めている証拠です。毎日「私はなんでもできる。私は変われる」と唱えてください。職場はあなたを豊かにしてくれる場所です。今までできなかったことができるようになる場所です。

 

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