当社の児童発達支援・放課後等デイサービスをご利用頂いている又はご検討頂いている保護者の皆様へ、まずは現在のお考えや悩み、不安などがございましたら当社にご相談ください。不安や悩みは何もしないと増え続け、行動すると減ることが分かっています。
脳内の仕組みを理解しよう
大昔から人間の脳内には、「不安」を感じるようノルアドレナリンという物質が分泌されます。これは、人間が危機に直面した時に「闘争か逃走」のどちらかを瞬時に判断できるように人間の判断力を支援する為の物質です。この際には、人間の心拍数が跳ね上がり行動を促します。行動すれば不安(ノルアドレナリン)は減少していきます。逆から捉えると、「不安」という感情があるからこそ人間は行動できます。幸せと同じく不安も大切に感じることが大事です。
まずは話してみよう
人間の悩みは、行動しながら解決していくものです。まずは、ご夫婦やご両親、友人、職場の仲間、児童発達支援・放課後等デイサービス施設やカウンセラーと話すことから始めてみましょう。人間は、雑談を行うことでストレスを解消できます。また、人や動物との多様な繋がりは、脳内でオキシトシンの分泌に役立ちます。
運動して健康を維持しよう
朝の太陽に浴びることは、一日の生活をスタートさせる為のスイッチです。太陽に浴びて歩くだけで、脳内にはセロトニンという物資が分泌され、幸福感を与えてくれます。休日に15分だけでも朝から歩くことを始めてみましょう。運動を行うことで、頭の中の悩みが少しずつスッキリしたり、次にどのように行動すべきか答えが見えてくるはずです。
良質な睡眠を取りましょう
良質な睡眠を取ることで、子ども達がその日に学習した記憶や運動能力が向上します。現代の子ども達はスマートフォンやタブレット、液晶テレビなどのブルーライトの影響で、良質な睡眠を取ることができていません。ブルーライトフィルターや就寝前の使用時間を制限するなど、良質な睡眠を取るための対策はしっかり取りましょう。テレビも就寝2時間以上前に消しましょう。
健康的な食事を取りましょう
お子さまの成長を維持させるには、健康的な食事習慣が欠かせません。健康的な食事についても調べ、実行に移しましょう。美味しいファーストフードが大好きだと思いますが、玄米なども美味しく食べられるよう工夫していきましょう。また、学校や幼稚園で習うようによく噛んで食べる(咀嚼)ことは脳内のセロトニンを活性化させ、運動と同様、子ども達に良い影響を与えます。日々の「糖質過多/タンパク質不足」の食生活改善に加え、体質を改善することで障害特性も改善するケースが発表されています。
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<参考文献>
(1)樺沢紫苑(2024).精神科医が教える「不安がすーっと消える対処法」. [オンライン]. 2025年4月29日アクセス,https://diamond.jp/articles/-/350730
(2)ペットクリニック.com(2020).ペットとの絆を深める「幸せホルモン」の秘密. [オンライン]. 2025年4月29日アクセス,https://qr.paps.jp/jU93a
(3)汐田総合病院初期研修医 栁澤香月医師(2025).日光浴をしよう!幸せホルモンセロトニン. [オンライン]. 2025年4月29日アクセス,https://www.ushioda.or.jp/archives/23068
(4)日本睡眠学会専門医 阪野勝久(2023).寝る前のブルーライトと睡眠の関係. [オンライン]. 2025年4月29日アクセス,https://banno-clinic.biz/blue-light-sleep-disorders/
(5)東京歯科大学特任教 授石上惠一(n.d.).咀嚼とストレス解消のメカニズム. [オンライン]. 2025年4月29日アクセス,
https://www.lotte.co.jp/kamukoto/brain/924/