保護者向けコラム|2026年5月号
障害をもって生まれる意味とは?|親の気持ちと、子どもから教わること
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この記事のポイント:わが子の障害や発達の遅れを知ったとき、戸惑いや不安、自分を責める気持ちが生まれるのは自然なことです。障害は誰のせいでもありません。親の気持ちとの向き合い方、子どもとの毎日から教わること、一人で抱えないための相談先をまとめました。
「どうして?」と思うのは自然な気持ち
お子さんの障害や発達の遅れを知ったとき、「どうしてうちの子が」「育て方が悪かったのでは」と考えてしまう方は少なくありません。驚き、悲しみ、不安、そして自分を責める気持ち。どれも、わが子を大切に思うからこそ生まれる気持ちです。
けれど、障害は誰のせいでもありません。妊娠中の過ごし方や育て方が原因ではないことがほとんどです。気持ちの整理には時間がかかって当然ですし、すぐに前向きになれなくても大丈夫です。
「生まれてくる意味」をどう受けとめるか
「子どもは親を選んで生まれてくる」「この子はお母さんを幸せにするために来てくれた」といった言葉に、心が軽くなったという保護者の方もいます。一方で、そう思えないときがあっても、それもまた自然なことです。
生まれてくる意味の答えは、一人ひとり違っていいのだと思います。大切なのは、誰かの考えに合わせることではなく、目の前のお子さんとの毎日の中で、ご家族なりの答えを少しずつ見つけていくことです。
子どもとの毎日から教わること
障害のあるお子さんと過ごす中で、「当たり前」だと思っていたことの大切さに気づかされることがあります。初めて名前を呼んでくれた日、一人で靴を履けた日。小さな一歩を心から喜べるのは、その歩みをそばで見てきたからこそです。
私たちスタッフも、子どもたちから多くのことを教わっています。相手のペースに合わせること、言葉以外の気持ちを感じ取ること、違いを認め合うこと。障害のある人と関わる経験は、周りの人の心も育ててくれるのだと感じています。
一人で抱えないでください
子育ての悩みは、誰かに話すだけで気持ちが軽くなることがあります。お住まいの市町村の子育て相談窓口や発達相談、同じ経験をもつ保護者の集まり(親の会)、そして児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所も、相談先のひとつです。
ご家庭でできること
- 不安な気持ちを、家族や信頼できる人に言葉にして話してみる
- 「できないこと」より、昨日より「できたこと」に目を向けて一緒に喜ぶ
- 保護者自身が休む時間をつくり、がんばりすぎない
- 迷ったときは、診断の有無にかかわらず早めに相談窓口や事業所に相談する
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監修:佐野明香(児童発達支援管理責任者)|監修日:2026年10月15日
ぐりーんは奈良県内4拠点で、児童発達支援・放課後等デイサービスを行っています。
天理本店(天理市)/菅原支店(奈良市)/橿原支店(橿原市)/田原本支店(田原本町)
