本文へ移動

奈良県天理市・奈良市・橿原市・田原本町の児童発達支援・放課後等デイサービス

子どもが言うことを聞かないときは?理由と、伝わる声かけのコツ

「何度言っても聞いてくれない」「わざとやっているように見える」。言うことを聞かないお子さまに、毎日くたくたになっている方は多いと思います。

言うことを聞かないのには、年齢による理由や、ことばの受け取り方の特徴など、いろいろな理由があります。理由がわかると、伝え方を変えるヒントが見つかります。

このページでわかること

・言うことを聞かない主な理由
・年齢ごとの特徴
・伝わる声かけのコツ
・やりがちだけど逆効果なこと
・発達の特性が関係しているかもしれないサイン

言うことを聞かない主な理由

自分でやりたい気持ち

「自分で決めたい」という気持ちが育ってくると、大人の指示に「いや」と言いたくなります。成長のしるしでもあります。

ことばが届いていない

遊びに夢中で聞こえていない、ことばが長くて何をすればいいかわからない、ということがあります。

やり方や見通しがわからない

「片付けて」と言われても、どこに何をしまうかわからないと動けません。いつ終わるかわからないと、切り替えも難しくなります。

注目してほしい

叱られることでも大人がかまってくれるなら、その行動がくり返されることがあります。

年齢ごとの特徴

年齢よくある様子関わり方のヒント
2歳ごろ何でも「いや」と言う(いやいや期)「赤と青、どっちの服にする?」と選べる形で聞く
3〜4歳ごろルールはわかっていても、楽しいことをやめられない「時計の長い針が6になったらおしまい」と終わりを見える形で伝える
5〜6歳ごろ言い返したり、わざと反対のことをしたりする理由を短く説明し、守れたらすぐに認める
小学生「あとで」とくり返す、口答えが増えるやることの順番を一緒に決め、自分で決めたことを守る経験を増やす

年齢は目安です。お子さまによって、ことばの理解や気持ちの切り替えの力の育ち方はさまざまです。

伝わる声かけのコツ

近くで、名前を呼んでから

離れた所から声をかけず、そばに行って目線の高さで名前を呼び、こちらを向いてから伝えます。

短く、具体的に

「ちゃんとして」ではなく「くつをそろえて」のように、何をするかを1つずつ伝えます。

してほしいことを言う

「走らないで」より「歩こうね」のように、してほしい行動のことばで伝えます。

見通しを伝える

「あと1回やったらお風呂ね」と、終わりと次の予定を先に伝えます。絵や時計、タイマーも役立ちます。

できたらすぐにほめる

少しでもできたら、その場で「くつ、そろえられたね」と具体的に認めます。

やりがちだけど逆効果なこと

・何度も同じことを大きな声でくり返す(聞き流すくせがつきやすい)
・「もう知らない」「置いていくよ」とおどす
・できなかったことばかりを指摘して、できたことにはふれない
・その日の気分で、ルールが変わる

大人も疲れていると、ついやってしまうことです。うまくいかない日があってもだいじょうぶです。イライラが続くときは「子どもにイライラしてしまうとき」もご覧ください。

発達の特性が関係しているかもしれないサイン

次のような様子が続くときは、ことばの理解や注意の向け方、気持ちの切り替えに、発達の特性が関係していることがあります。

・名前を呼んでも振り向かないことが多い
・ことばだけの指示より、見本や絵があると動ける
・予定が変わると、強く怒ったり泣いたりする(かんしゃく)
・じっとしていられず、話を最後まで聞けないことが多い(落ち着きがない)

当てはまるからといって、すぐに発達障害というわけではありません。気になるときは、園・学校の先生や市町村の発達相談、かかりつけの小児科に相談してみましょう。

ぐりーんでは

ぐりーんでは、絵カードやスケジュール表で見通しを伝える、できたことをすぐに認めるなど、お子さまに伝わりやすい関わり方を大切にしています。家庭での関わり方のヒントは、ペアレントトレーニングやABA(応用行動分析)のページでも紹介しています。見学・相談は無料です。

よくあるご質問

Q. 子どもが言うことを聞かないのはなぜですか?

A. 「自分でやりたい」という気持ちの育ち、ことばが届いていない、やり方や見通しがわからない、注目してほしいなど、いろいろな理由があります。

Q. 言うことを聞かない子にはどう声をかければいいですか?

A. そばに行って名前を呼んでから、短く具体的に、してほしい行動のことばで伝えます。終わりや次の予定を先に伝え、できたらすぐにほめましょう。

Q. 言うことを聞かないのは発達障害ですか?

A. それだけで発達障害とはいえません。名前を呼んでも振り向かないことが多い、予定の変更で強く怒るなどの様子が続くときは、園・学校や市町村の発達相談、小児科に相談してみましょう。

Q. 何度も叱ってしまいます。

A. 大きな声で何度もくり返すと、聞き流すくせがつきやすくなります。叱る回数を減らし、できたことを具体的に認める回数を増やすと、伝わりやすくなることが多いです。

監修:久保崇太郎(心理指導担当職員・保育士)|監修日 2026年10月25日

奈良県で子育ての困りごとを相談できる4拠点

見学・相談だけでも大丈夫です。お近くの拠点をご覧ください。

天理本店(天理市・大和郡山市・奈良市東部など)

菅原支店(奈良市・生駒市・大和郡山市)

橿原支店(橿原市・香芝市・大和高田市など)

田原本支店(田原本町・橿原市・桜井市・広陵町)