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社内コラム|令和8年1月号

長寿が集まる場所ブルーゾーン|健康の秘訣は「つながり」と、よく動く暮らし

公開日:2026年1月22日 発行:株式会社ぐりーん

ぐりーんでは毎月、職員に向けて社内コラムを共有しています。このページでは、その中から、これから一緒に働く方にも知っていただきたい考え方を、読みやすく編集してご紹介します。

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平均寿命と健康寿命のあいだ

日本は、世界の中でも平均寿命がとても長い国として知られています。一方で、「健康寿命」という言葉もあります。健康上の問題で日常生活が制限されることなく暮らせる期間のことです。

厚生労働省の資料によると、日本では平均寿命と健康寿命のあいだに、男性で約8〜9年、女性で約12年の差があるとされています。長生きすることだけでなく、元気に暮らせる時間をどう延ばすかが大切になっています。

健康な100歳が多い「ブルーゾーン」

健康な100歳以上の人が特に多い地域は「ブルーゾーン」と呼ばれ、ダン・ビュイトナー氏の著書『ブルーゾーン』(祥伝社)などで紹介されています。日本では沖縄がその一つとして知られています。

ブルーゾーンの長寿者に共通しているのは、家族、友人、地域、自然、そして先人の知恵とのつながりが強いことです。互いに支え合う関係が心の安定をもたらし、生きる気力にもなっています。沖縄の言葉では、助け合うことを「ゆいまーる」と言います。

健康のためには「一人で生きていけるように体に気をつける」ことだけでなく、人とのつながりそのものが健康を支えている。そのことに早く気づくことが大切だといえます。

沖縄の長寿者の暮らしに共通すること

  • 生きがいを持つ:朝起きたとき、今日を生きる理由をはっきり言える。自分が誰かに必要とされているという感覚が、年を重ねても続いている
  • 野菜や大豆を中心にした食事:野菜の炒めもの(チャンプルー)、サツマイモ、豆腐やみそ汁など、身近な食材をよく食べる
  • 畑仕事やよく歩くこと:毎日の暮らしの中で自然と体のあちこちを動かしている
  • 日光を浴びる:毎日外に出て、太陽の光を浴びる
  • 近所付き合いを続ける:仲間同士でお金を出し合い助け合う「模合(もあい)」のような関係があり、「困ったときに助けてくれる人がいる」という安心感がある
  • 苦労を知る強さ:つらい時代を経験してきたからこそ、ささやかな楽しみに感謝でき、若い世代との交流も大切にしている

畳の暮らしと、立つ・座る動作

昔の日本の暮らしは、畳の上に直接座り、床に布団を敷いて寝るのが当たり前でした。一日に何度も床から立ち上がったり座ったりする深い屈伸の動きが、自然と足腰を使う機会になっていました。

椅子やベッドの暮らしが広がった今は、そうした動きが減っています。立つ・しゃがむ・座るといった全身を使う動きは、足腰の力やバランスを保つうえで大切だと考えられています。

子どもの支援にも、働く私たちにも

「つながり」「体を動かすこと」「生きがい」は、長寿の話にとどまらず、子どもたちの毎日にも大切なものです。

  • 外に出て体を動かし、しゃがむ・跳ぶ・バランスをとるといった全身を使うあそびを取り入れる
  • 友だちや職員、地域の人とのつながりの中で、「自分はここにいていいんだ」と感じられる場をつくる
  • 「できた」「ありがとう」と言ってもらえる役割を通して、自分が必要とされている感覚を育てる

そしてこれは、働く私たち自身にもいえることです。困ったときに「手伝って」と言える仲間がいること。自分の仕事が誰かの役に立っていると感じられること。職場の「ゆいまーる」が、長く元気に働き続ける力になると考えています。

監修:生馬 万悠子(理学療法士) 監修日:2026年10月15日

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