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奈良県天理市・奈良市・橿原市・田原本町の児童発達支援・放課後等デイサービス

社内コラム 令和6年5月号

食事で整える腸内環境|健康経営は毎日の食卓から

公開日:2024年3月22日 発行:株式会社ぐりーん

このコラムは、ぐりーんの職員向けに毎月発信している社内コラムを、求職者の皆さま向けに編集したものです。私たちが日々どんなことを考え、大切にしながら働いているのかを知っていただくきっかけになればうれしいです。

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「健康経営」という考え方

経済産業省は、従業員の健康管理を経営の視点から考え、戦略的に取り組むことを「健康経営」と呼んで推進しています。働く人が心身ともに健康であることは、本人の幸せだけでなく、仕事の質やチームの力にもつながります。

健康づくりの基本は、食事・運動・睡眠です。今回はその中から、毎日の「食事」と「腸内環境」について考えてみます。

腸内細菌と免疫のつながり

腸には体の免疫細胞の多くが集まっており、腸内にすむ細菌のバランス(腸内フローラ)が、免疫の働きに関わっていることがわかってきています。腸内細菌の種類が多様であるほど、体の調子を保ちやすいと考えられています。

腸内細菌の大切な「えさ」になるのが食物繊維です。でんぷんの多くは小腸で消化・吸収されますが、食物繊維は消化されにくく、大腸まで届いて腸内細菌に分解されます。そのときに作られる酢酸・酪酸などの「短鎖脂肪酸」は、腸の粘膜のエネルギー源になったり、腸の炎症をおさえたりする働きが報告されています。

東京農工大学の木村郁夫氏(現・京都大学)らの研究(2013年)では、短鎖脂肪酸が受容体「GPR43」を通じて、脂肪の過剰な蓄積をおさえる仕組みも明らかにされました。

食物繊維と発酵食品を、無理なく

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人の食物繊維の目標量を、年齢・性別により1日18〜22g以上としています。ところが、国民健康・栄養調査をみると、多くの年代で目標量に届いていないのが現状です。

  • 海藻や根菜、きのこがたっぷり入った「具だくさんの味噌汁」
  • 白米に麦や雑穀を混ぜる、パンを全粒粉のものにする
  • 納豆・ヨーグルト・ぬか漬けなどの発酵食品を取り入れる
  • 果物や豆類を間食やおかずに加える

特別な食品やサプリメントに頼るより、いつもの食事に少しずつ足していくほうが続けやすく、確かな効果につながります。出来合いのものに頼りがちな日があってもかまいません。野菜の小鉢や味噌汁を一品添えるだけでも、腸にとっては大きな違いです。

子どもの支援にも、働く私たちにも

発達に特性のあるお子さまの中には、偏食がある子も少なくありません。食べられるものを少しずつ増やしていくには、大人が楽しそうに食べる姿を見せたり、無理強いせずに「見る・触る・においをかぐ」から経験を広げたりする関わりが大切です。子どもにとって、身近な大人の食卓は何よりの手本になります。

そして、毎日元気に子どもたちと向き合うためには、まず支援する私たち自身の体が資本です。体調がすぐれないときは無理をせず、チームで声をかけ合いながら、一人ひとりが健康に長く働ける職場をつくっていきたいと考えています。

※この記事は2024年3月時点の情報に、食事摂取基準(2025年版)の数値を加えた一般的な内容です。持病や食事制限がある方は、医師や管理栄養士にご相談ください。

監修:久保 崇太郎(心理指導担当職員・保育士) 監修日:2026年10月15日

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