社内コラム|令和8年7月号
誰のために何をするか|善と悪で分けず、意見の違いを力にするチームの考え方
公開日:2026年7月24日 発行:株式会社ぐりーん
ぐりーんでは毎月、職員に向けて社内コラムを共有しています。このページでは、その中から、これから一緒に働く方にも知っていただきたい考え方を、読みやすく編集してご紹介します。
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「善」と「悪」に分けると、争いが生まれる
私たちは、知らず知らずのうちに自分なりの思い込みを持っています。そして、物事を「こちらが正しい」「あちらが間違っている」と分けてしまいがちです。
同じ出来事でも、立場が変われば見え方は変わります。それぞれが自分の「正義」を握りしめると、お互いに譲れなくなり、本来しなくてもよい争いが起きてしまいます。これは国と国のような大きな話だけでなく、家庭や職場のような身近な場所でも同じです。
迷ったときは「誰のために何をするのか」に立ち返る
対立を生まないために大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、「誰のために、何をするのか」を考えることです。そして、その相手を思いやる心を持つことです。
児童発達支援・放課後等デイサービスの現場でも、職員同士で考えが分かれることがあります。
- この場面では手を貸すべきか、もう少し見守るべきか
- 今日の活動は予定どおり進めるか、子どもの様子に合わせて変えるか
- 保護者の方の希望と、事業所で見えている子どもの姿が少しちがうとき、どう伝えるか
こうしたとき、どちらの意見にも、その人なりの理由と子どもへの思いがあります。「あの人のやり方は間違っている」と決めつけるのではなく、「この子にとって、今いちばん良いのはどれだろう」と一緒に考える。意見の違いは、ぶつかり合いではなく、より良い支援を見つけるための材料になります。
チームで大切にしたいこと
- 意見が違うときは、まず相手がそう考える理由を聞いてみる
- 話し合いの軸を「誰が正しいか」から「子どものために何ができるか」に戻す
- 決まったことは、チーム全員で同じ方向を向いて取り組む
経験の長い職員も、入ったばかりの職員も、子どもを思う気持ちは同じです。それぞれの見方を持ち寄れることが、チームで支援する良さだと考えています。
長い歴史をもつ奈良で、地域とともに
ぐりーんがある奈良は、日本の中でもとりわけ古い歴史をもつ土地です。橿原市には初代・神武天皇をお祀りする橿原神宮があり、古い神社やお寺、昔から続く行事が今も暮らしの中に息づいています。
長く受け継がれてきたものの背景には、その時代その時代に、次の世代のことを思って行動してきた人たちがいます。私たちも、天理市・奈良市・橿原市・田原本町の4拠点で、地域の子どもたちとご家族のために何ができるかを考えながら、日々の支援を積み重ねていきたいと思っています。
自分の正しさにこだわりすぎず、「誰のために何をするのか」を忘れない。そんな気持ちを共有できる仲間と、一緒に働けたらうれしいです。
監修:佐野 明香(児童発達支援管理責任者) 監修日:2026年10月15日
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