社内コラム|令和5年11月号
血圧と血管の健康|自己判断せず、毎日の生活習慣から
公開日:2023年10月30日 発行:株式会社ぐりーん
ぐりーんでは毎月、職員に向けて社内コラムを共有しています。このページでは、その中から、これから一緒に働く方にも知っていただきたい考え方を、読みやすく編集してご紹介します。
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年齢とともに変わる血管
年齢を重ねると、血管は少しずつ弾力を失い、かたくなっていきます(動脈硬化)。動脈硬化が進むと血圧が上がりやすくなり、高い血圧がさらに血管に負担をかける、という悪循環が起こります。
高血圧は自覚症状がほとんどないまま進むことが多く、「サイレントキラー」とも呼ばれます。放っておくと、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病などの原因になります。
血圧の目安を知っておく
以前は「年齢+90が正常な上の血圧」という言い方がされたこともありましたが、これは医学的な根拠にもとづく基準ではありません。日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」では、年齢にかかわらず、次の値以上を高血圧としています。
- 病院などで測る血圧:上が140mmHg以上、または下が90mmHg以上
- 家庭で測る血圧:上が135mmHg以上、または下が85mmHg以上
家庭での血圧は、朝(起床後1時間以内、トイレの後、朝食や薬の前)と夜(寝る前)に、座って1〜2分安静にしてから測るのが基本です。毎日同じ条件で記録しておくと、受診のときにも役立ちます。
薬は自己判断でやめない
血圧を下げる薬は、脳卒中や心臓病を防ぐ効果が多くの研究で確かめられています。医師から処方されている薬を、自己判断で減らしたりやめたりすると、血圧が急に上がって危険なことがあります。気になることがあれば、まずは主治医や薬剤師に相談しましょう。
血管を守る毎日の習慣
同じガイドラインでは、高血圧の予防や改善のために、次のような生活習慣がすすめられています。
- 減塩:食塩は1日6g未満が目標。汁物は具だくさんにして汁を少なめに、だしや酢・香辛料で味にメリハリを
- 野菜・果物をしっかり:カリウムが塩分を体の外に出すのを助けます(腎臓の病気がある方は医師に相談を)
- 適度な運動:ウォーキングなどの軽い有酸素運動を、できれば毎日30分以上
- 適正体重・節酒・禁煙:体重を適正に保ち、お酒はほどほどに、たばこは吸わない
仕事の合間に肩や首を回したり、軽くストレッチをしたりして体をほぐすことも、気分転換と血行のために役立ちます。
子どもの支援にも、働く私たちにも
薄味に慣れる、体を動かして遊ぶといった習慣は、子どもの頃から身につけておくと、大人になってからの健康にもつながります。おやつや食事の場面、運動あそびの時間も、子どもたちが健康的な習慣にふれる大切な機会です。
そして、子どもたちと長く元気に向き合うためには、私たち自身の健康が土台です。年に1回の健康診断の結果をそのままにせず、気になることは早めに医療機関に相談する。健康に関する情報は自己判断せず、専門家の意見を聞いて確かめる。そうした姿勢を大切にしながら、健康に長く働ける職場をつくっていきたいと考えています。
※この記事は2023年10月時点のガイドライン(高血圧治療ガイドライン2019)にもとづく一般的な情報です。治療中の方は、必ず主治医の指示に従ってください。
監修:久保 崇太郎(心理指導担当職員・保育士) 監修日:2026年10月15日
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