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奈良県天理市・奈良市・橿原市・田原本町の児童発達支援・放課後等デイサービス

構造化(見て分かる環境づくり)|見通しを持って、自分で動けるように

「構造化(見て分かる環境づくり)」は、絵や文字のスケジュール、手順表、場所の区切りなどの「見て分かる工夫」で、見通しを持って自分で取り組めるようにする支援です。

ことばで説明されるより、目で見たほうが分かりやすいお子さんは少なくありません。何をするのかが分かると、不安が減り、自分から動けることが増えていきます。

専門的支援の支援方法の1つです

「構造化(見て分かる環境づくり)」は、ぐりーんの専門的支援で選べる19の支援方法の1つです。保護者の方のご希望と担当者会議での話し合いをもとに、お子さんに合う方法を選びます。

対応する主な領域: 認知・行動健康・生活

専門的支援と19の支援方法の一覧を見る →

このページでわかること

・構造化(見て分かる環境づくり)とは、どんな支援か
・こんなお子さんに向いています
・ぐりーんでの進め方
・タブレット教材の画面
・おうちでできること
・よくあるご質問

どんな支援?

構造化では、お子さんにとって分かりにくいことを、次の4つの点から「見て分かる」形にします。構造化は、アメリカで生まれたTEACCHと呼ばれる自閉症支援の考え方の中で大切にされてきた工夫で、ぐりーんでは、その考え方を参考にしています。

  1. いつ?
  2. 何を?
  3. どれだけ?
  4. 終わったら
    次は?
スケジュール(いつ・何を)

1日の予定や活動の順番を、写真・絵カード・文字など、お子さんに分かる形で見せます。

手順表・終わりの目印(どれだけ・終わったら)

やることを手順に分けて見せ、タイマーやかごで終わりが分かるようにします。

場所の区切り

活動ごとに場所を決めるなど、「ここでは何をするか」が分かるようにします。

こんなお子さんに

・見通しが持てないと不安になる
・予定の変更が苦手
・何をするか分からないと動けない
・活動の切り替えが苦手
・ことばの指示より、見て分かるほうが得意

切り替えやこだわりについてはこだわり・切り替えのページでもまとめています。

ぐりーんでの進め方

1. 分かる形を確かめる

実物・写真・絵・文字のどれが分かりやすいかを確かめ、お子さんに合う形を選びます。

2. スケジュールで見通しを

その日の予定を絵カードなどで並べ、終わった予定は外したり、箱に入れたりします。

3. 手順表と終わりの目印

手洗い・着替え・片付けなどを手順表にし、タイマーやかごで「どれだけやれば終わりか」を見せます。

4. 予定の変更は前もって

予定が変わるときは、変更のカードを使って、できるだけ前もって伝えます。

見て分かる工夫は、できるようになったら少しずつ減らしたり、形を変えたりします。お子さんが自分でできることを増やすための工夫です。

タブレット教材ではこんな教材を使います

予定の絵カードの意味を確かめる教材や、手洗いの順番を並べかえる教材、職員と一緒に取り組む「見通し(スケジュール)」のカード教材を使います。

おやつのカードを見て机へ行く手順が書かれた、見通しのカード教材の画面
カード1枚で次の活動が分かる練習。
生活の場面の手順を、正しい順番に並べかえる教材の画面
手洗いなど生活の手順を並べかえて、順番を確かめる教材です。
読み上げを聞いて、予定の絵カードを2枚から選ぶ教材の画面
予定の絵カードの意味を確かめる教材です。

※ 画面は、職員の確認用の画面で撮影したものです。問題は取り組むたびに変わります。

おうちでできること

朝の準備を手順表に

着替え・歯みがき・カバンの準備などを写真の手順表にして、見えるところに貼ります。

タイマーで終わりを見せる

「タイマーが鳴ったらおしまい」のように、終わりを目で見て分かるようにします。

予定の変更は見せて伝える

お出かけの予定が変わるときは、カードや紙に書いて、早めに伝えます。

工夫はたくさん作るより、まず1つから。お子さんが使えているかを見ながら、少しずつ増やしたり減らしたりしてください。

支援の様子を、見学でご覧ください

見学では、実際の活動やタブレット教材の様子をご覧いただけます。お子さんに合う支援方法についても、お気軽にご相談ください。受給者証の申請前からご相談いただけます。

見学を予約する

よくあるご質問

Q. 構造化をすると、ずっと支えが必要になりませんか?

A. 構造化は、お子さんが自分でできることを増やすための工夫です。できるようになったら、カードの枚数を減らすなど、少しずつ形を変えていきます。

Q. 家でもできますか?

A. はい。朝の準備の手順表や、タイマーで終わりを見せる工夫など、身近なものでできます。事業所と同じ絵を使うと、お子さんに分かりやすくなります。

Q. どんなお子さんに向いていますか?

A. 見通しが持てないと不安になる、予定の変更が苦手、ことばの指示より見て分かるほうが得意なお子さんに向いています。自閉スペクトラム症のあるお子さんの支援で、よく使われる工夫です。

Q. 絵カードの支援とのちがいは?

A. 構造化は、予定や手順を「見て分かる」ようにする工夫です。絵カード交換式コミュニケーションは、お子さんが絵カードを渡して「伝える」練習です。同じ絵を使って組み合わせることもあります。

※ ぐりーんは医療機関ではありません。このページでご紹介している支援は、療法や特定の方法そのものではなく、その考え方を取り入れた支援です。成長のしかたやペースはお子さん一人ひとりちがい、特定の結果をお約束するものではありません。お子さんの発達や体のことで心配なことは、医療機関にもご相談ください。

関連ページ

監修:久保崇太郎(心理指導担当職員・保育士)|監修日 2026年11月1日

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