専門的支援と支援方法|お子さんに合う方法を選んで行う、ぐりーんの19の支援
ぐりーんでは、毎日の支援の土台となる個別支援計画とは別に、お子さんの課題に合わせた専門的な支援の計画を立てて、計画的に支援を行っています。これを「専門的支援」と呼んでいます。
専門的支援では、ABA(応用行動分析)や構造化、感覚統合の考え方を取り入れた支援など、19の支援方法の中から、そのお子さんに合う方法を選びます。このページでは、専門的支援のしくみと、19の支援方法の一覧、方法の選び方をご紹介します。各支援方法の名前を押すと、くわしい説明のページが開きます。
このページでわかること
・専門的支援とは何か、個別支援計画とのちがい
・専門的支援の土台になる5つの領域
・ぐりーんの19の支援方法の一覧
・支援方法の選び方と、計画の目標の決め方
・資格と監修について
・タブレット教材とのつながり
専門的支援とは
専門的支援は、お子さんの課題に合わせて、専門的な支援の計画(専門的支援計画)を立て、その計画にそって行う支援です。毎日の生活や活動全体を支える個別支援計画とは別に、「今、とくに力を入れたいこと」にしぼって、方法と目標を決めて取り組みます。
国のガイドラインでは、児童発達支援・放課後等デイサービスの支援を、次の5つの領域で示しています。専門的支援も、この5つの領域にそって行います。
| 5つの領域 | 主な内容 |
|---|---|
| 健康・生活 | 体調・食事・トイレ・着替えなど、毎日の生活の基本 |
| 運動・感覚 | 姿勢・バランス・体の動き・手先の動き、感覚の受け取り方 |
| 認知・行動 | 見る・覚える・考える力、見通しを持つこと、行動の調整 |
| 言語・コミュニケーション | ことばの理解と表出、絵カードや身ぶりも含めたやりとり |
| 人間関係・社会性 | 人との関わり、気持ちの理解、集団のルール |
- ご希望を
うかがう - 今の様子を
確かめる - 担当者会議で
方法を選ぶ - 計画にそって
支援・記録 - モニタリング
で見直す
個別支援計画と専門的支援計画のちがい
| 個別支援計画 | 専門的支援計画 | |
|---|---|---|
| 何のための計画? | お子さんの毎日の支援全体の計画 | とくに力を入れたい課題について、支援方法をしぼって行うための計画 |
| 内容 | 5つの領域について、ご家族の願いと、支援の目標・内容をまとめます | 19の支援方法から選んだ方法(3つ程度)と、それぞれの目標・進め方をまとめます |
| 決め方 | 保護者の方のご希望をうかがい、担当者会議で話し合って決めます | 個別支援計画と同じく、ご希望をうかがい、担当者会議で話し合って決めます |
| 見直し | 半年に1回のモニタリングで見直します | 個別支援計画のモニタリングに合わせて、一緒に見直します |
ぐりーんの19の支援方法
19の支援方法を、主な領域ごとに並べました。1つの方法が、2つの領域にまたがることもあります。名前を押すと、どんなお子さんに向いているか、ぐりーんでの進め方、おうちでできることが読めます。
主な領域: 言語・コミュニケーション
主な領域: 運動・感覚
主な領域: 認知・行動
主な領域: 健康・生活
主な領域: 人間関係・社会性
支援方法の選び方
1. ご希望をうかがう
見学・ご契約・モニタリングの面談で、お子さんの様子と、ご家族の願い(「ことばでやりとりしたい」「自分で着替えたい」など)をうかがいます。
2. 今の様子を確かめる
職員による確認や、タブレット教材の記録、園や学校での様子をもとに、得意なことと、今つまずいていることを整理します。
3. 担当者会議で方法を選ぶ
担当者会議で話し合い、19の支援方法の中から、そのお子さんに合う方法を3つ程度選びます。5つの領域すべてを同時に行うのではなく、今いちばん必要な支援にしぼることもあります。
4. 目標は、願いの形で一緒に決める
計画の目標は、「一人でトイレに行けるようになりたい」「お友だちに『かして』と言いたい」のように、お子さん・ご家族の願いの形で、保護者の方と一緒に決めます。
5. 支援を行い、記録する
計画にそって支援を行い、取り組みの様子を記録します。タブレット教材を使う方法では、教材の結果も記録されます。
6. モニタリングで見直す
半年に1回のモニタリングで、記録を見ながら、続ける方法と変える方法を一緒に考えます。
選んだ支援方法は、計画書でお伝えします。方法の名前から、このページの各支援方法のページに進むと、内容とおうちでできることを確かめられます。成長のしかたやペースはお子さん一人ひとりちがい、特定の結果をお約束するものではありません。
資格と監修について
ぐりーんには、菅原支店に理学療法士が在籍しています。理学療法士が監修した運動支援のメニューは、4拠点すべての職員が行います。
言語聴覚士・作業療法士は在籍していません。そのため、「言語療法の考え方を取り入れた支援」「作業療法の考え方を取り入れた支援」のように、専門職の考え方を参考にした支援として、職員が行います。医療機関で行う療法(リハビリテーション)そのものではありません。専門的な評価や療法をご希望の場合は、医療機関とあわせてご利用ください。
また、決まった研修や認定が必要な方法については、その方法そのものではなく、考え方を参考にした支援として行います。各支援方法のページは、ぐりーんの職員(児童発達支援管理責任者・心理指導担当職員・理学療法士)が監修しています。
タブレット教材とのつながり
支援方法の多くは、ぐりーんオリジナルのタブレット教材ともつながっています。教材には、どの支援の方法にもとづいているかの印が付いていて、専門的支援の時間には、選んだ方法に合う教材を職員が選んで使います。運動あそびや絵カードなど、画面の外の活動も、教材のカードで手順を確かめながら職員と一緒に行います。
※ 画面は、職員の確認用の画面で撮影したものです。問題は取り組むたびに変わります。
ご利用の日の連絡帳の裏面では、その日の支援の方法と、おうちでできることをお伝えしています。
支援の様子を、見学でご覧ください
見学では、実際の活動やタブレット教材の様子をご覧いただけます。お子さんに合う支援方法についても、お気軽にご相談ください。受給者証の申請前からご相談いただけます。
よくあるご質問
Q. 専門的支援と個別支援計画は何がちがうのですか?
A. 個別支援計画は、お子さんの毎日の支援全体の計画です。専門的支援は、それとは別に、とくに力を入れたい課題について支援方法をしぼって計画を立て、計画的に行う支援です。
Q. 支援方法は、保護者が選べますか?
A. 保護者の方のご希望をうかがったうえで、担当者会議で話し合って決めます。気になる支援方法があれば、遠慮なくお伝えください。
Q. いくつの支援方法を同時に行いますか?
A. 3つ程度です。5つの領域すべてを同時にではなく、今いちばん必要な支援にしぼることもあります。モニタリングで見直します。
Q. 言語聴覚士や作業療法士はいますか?
A. ぐりーんには言語聴覚士・作業療法士は在籍していません。言語療法・作業療法の考え方を参考にした支援として職員が行います。理学療法士は菅原支店に在籍し、理学療法士が監修した運動支援を4拠点の職員が行います。
※ ぐりーんは医療機関ではありません。このページでご紹介している支援は、療法や特定の方法そのものではなく、その考え方を取り入れた支援です。成長のしかたやペースはお子さん一人ひとりちがい、特定の結果をお約束するものではありません。お子さんの発達や体のことで心配なことは、医療機関にもご相談ください。
専門的支援は4拠点すべてで行っています
見学・相談だけでも大丈夫です。お近くの拠点をご覧ください。
