ムーブメント教育の考え方を取り入れた支援|楽しく体を動かし、体・心・人との関わりを育てる
「ムーブメント教育の考え方を取り入れた支援」は、パラシュートやスカーフ、音楽に合わせた動きなど、みんなで楽しめる遊びの中で、体の動き・考える力・人との関わりを一緒に育てることをめざす支援です。
「できる・できない」よりも「楽しい」を大切にし、体を動かす喜びの中で、自信や人と関わる気持ちを育てていきます。
専門的支援の支援方法の1つです
「ムーブメント教育の考え方を取り入れた支援」は、ぐりーんの専門的支援で選べる19の支援方法の1つです。保護者の方のご希望と担当者会議での話し合いをもとに、お子さんに合う方法を選びます。
対応する主な領域: 運動・感覚人間関係・社会性
このページでわかること
・ムーブメント教育の考え方を取り入れた支援とは、どんな支援か
・こんなお子さんに向いています
・ぐりーんでの進め方
・タブレット教材の画面
・おうちでできること
・よくあるご質問
どんな支援?
ムーブメント教育は、遊びの中で体を動かすことを通して、「からだ(動き)」「あたま(考える力)」「こころ(気持ち)」と、人との関わりを一緒に育てることをめざす考え方です。日本でも、保育や特別支援教育の場で取り入れられています。ぐりーんでは、この考え方を参考に、運動あそびを組み立てています。
- からだ
(動き) - あたま
(考える) - こころ
(気持ち) - 人との
関わり
パラシュートを一緒にゆらすなど、友だちと同じ動きをする楽しさを味わいます。
音楽が鳴ったら動く、止まったら止まるなど、聞いて体を調整する遊びです。
スカーフの色を選ぶ、動き方を考えるなど、自分で考えて動く場面を作ります。
こんなお子さんに
・体を動かすのが好き
・友だちと一緒の活動を楽しみたい
・集団の活動に入りにくいが、遊びなら参加しやすい
・自信をつけたい
・体の動きや力の加減を育てたい
集団に入りにくいときの考え方は集団に入れないのページでもまとめています。
ぐりーんでの進め方
1. 楽しめる遊びから
お子さんが楽しめる動きから始め、見ているだけの参加も大切にします。
2. 道具を使った遊び
パラシュート・スカーフ・風船・ボールなどを使い、ゆらす・投げる・受ける・くぐるなどの動きを遊びの中で行います。
3. 音楽に合わせて
音楽に合わせて歩く・止まる・跳ぶなど、聞いて体を調整する遊びを取り入れます。
4. みんなで・順番に
順番を待つ、交代する、友だちと協力するなど、人との関わりの場面を作ります。
道具や活動の内容は拠点によって異なります。運動あそびの支援プログラムとあわせて行います。
タブレット教材ではこんな教材を使います
画面の「運動あそびカード」で動きの手順を確かめながら、職員と一緒に体を動かします。並ぶ・まねっこ体操など、みんなで行う活動のカードもあります。
※ 画面は、職員の確認用の画面で撮影したものです。問題は取り組むたびに変わります。
おうちでできること
音楽が鳴っている間は動き、止まったらストップ。家族みんなで楽しめます。
風船を落とさないように、手でポンポン。ゆっくり動くので、目で追いやすい遊びです。
タオルの両端を持って、そっとひっぱり合います。力の加減を使う遊びです。
うまくできるかどうかより、一緒に楽しむことを大切にしてください。
支援の様子を、見学でご覧ください
見学では、実際の活動やタブレット教材の様子をご覧いただけます。お子さんに合う支援方法についても、お気軽にご相談ください。受給者証の申請前からご相談いただけます。
よくあるご質問
Q. 運動療育とは何がちがうのですか?
A. 運動療育は、体を動かす遊びを通して体の使い方などを育てる支援です。ムーブメント教育の考え方を取り入れた支援は、とくに「みんなで楽しむ」ことを大切にし、体の動きと一緒に、考える力や人との関わりを育てることをめざします。
Q. 集団が苦手でも参加できますか?
A. はい。見ているだけの参加や、職員と一緒の参加から始めます。お子さんのペースで、少しずつ参加の形を広げていきます。
Q. パラシュートなどの道具は全拠点にありますか?
A. 道具や活動の内容は拠点によって異なります。見学のときにご確認ください。
※ ぐりーんは医療機関ではありません。このページでご紹介している支援は、療法や特定の方法そのものではなく、その考え方を取り入れた支援です。成長のしかたやペースはお子さん一人ひとりちがい、特定の結果をお約束するものではありません。お子さんの発達や体のことで心配なことは、医療機関にもご相談ください。
奈良県の4拠点で、支援方法のご相談ができます
見学・相談だけでも大丈夫です。お近くの拠点をご覧ください。
