リズム・リトミック(音楽を使った支援)|音やリズムで、聞く・まねる・やりとりを育てる
「リズム・リトミック(音楽を使った支援)」は、音やリズムに合わせて動く・たたく・まねる活動で、聞く力・まねる力・人とのやりとり・体の調整を育てることをめざす支援です。
音楽は、ことばが少ないお子さんや、重度のお子さんも参加しやすい活動です。ぐりーんでは、たいこや鍵盤のタブレット教材も使って取り組みます。
専門的支援の支援方法の1つです
「リズム・リトミック(音楽を使った支援)」は、ぐりーんの専門的支援で選べる19の支援方法の1つです。保護者の方のご希望と担当者会議での話し合いをもとに、お子さんに合う方法を選びます。
対応する主な領域: 運動・感覚言語・コミュニケーション
このページでわかること
・リズム・リトミック(音楽を使った支援)とは、どんな支援か
・こんなお子さんに向いています
・ぐりーんでの進め方
・タブレット教材の画面
・おうちでできること
・よくあるご質問
どんな支援?
リトミックは、音楽を聞いて体で表すことを大切にする音楽教育の方法で、保育の場でも広く取り入れられています。ぐりーんでは、この考え方を参考に、音を聞く・リズムに合わせて動く・音をまねる・交代で鳴らすといった活動を行います。音楽療法士が行う音楽療法とは異なります。
- 音を
聞く - 合わせて
動く・たたく - まねる
- 交代で
やりとり
音が鳴ったら動く、止まったら止まるなど、よく聞いて体を調整します。
たいこや鍵盤の音をまねする遊びで、聞いたことを覚えて再現します。
職員と交代で鳴らすなど、音を通した「やりとり」の経験を積みます。
こんなお子さんに
・音楽が好き
・聞く力・まねる力を育てたい
・ことばが少ない
・重度の障害があり、参加しやすい活動を探している
・体の動きのリズムや、力の加減を育てたい
音が苦手なお子さんには、音量を下げる、イヤーマフを使うなどの配慮をします。音への苦手さについては聴覚過敏のページでもまとめています。
ぐりーんでの進め方
1. 好きな音・曲を見つける
お子さんが好きな音や曲を見つけます。タブレット教材には、童謡やよく知られた曲などが入っています。
2. たいこ・鍵盤の教材
光ったらたたく、流れてくるたいこに合わせてたたく、光った鍵盤の音をまねするなど、段階を追って取り組みます。
3. 音楽に合わせて動く
音楽に合わせて歩く・止まる・手をたたくなど、体全体で音を感じる活動を行います。
4. 交代・合奏
職員や友だちと交代で鳴らす、一緒に演奏するなど、人とのやりとりの場面を作ります。
タブレット教材ではこんな教材を使います
たいこと鍵盤のリズム教材を使います。光ったところをたたく・押す段階から、音だけを聞いてまねする段階まであり、お子さんの段階に合わせて選びます。
※ 画面は、職員の確認用の画面で撮影したものです。問題は取り組むたびに変わります。
おうちでできること
好きな歌に合わせて、手をたたいたり、ひざをたたいたりします。
「トン・トン・トトン」と大人がたたいたリズムを、お子さんがまねします。お鍋とおたまでも大丈夫です。
「おうちの人の番」「〇〇ちゃんの番」と、交代で鳴らす遊びです。
大きな音が苦手なお子さんには、小さな音から始めてください。
支援の様子を、見学でご覧ください
見学では、実際の活動やタブレット教材の様子をご覧いただけます。お子さんに合う支援方法についても、お気軽にご相談ください。受給者証の申請前からご相談いただけます。
よくあるご質問
Q. 楽器ができなくても大丈夫ですか?
A. はい。たたく・押すなど、簡単な動きから始めます。上手に演奏することではなく、聞く・まねる・やりとりすることを大切にしています。
Q. 音が苦手でも参加できますか?
A. 音量を下げる、イヤーマフを使う、離れた場所から参加するなど、お子さんに合わせて調整します。無理に参加させることはありません。
Q. 重度のお子さんも取り組めますか?
A. はい。光ったところに触れる、職員と一緒にたたくなど、お子さんに合った段階から取り組めます。
※ ぐりーんは医療機関ではありません。このページでご紹介している支援は、療法や特定の方法そのものではなく、その考え方を取り入れた支援です。成長のしかたやペースはお子さん一人ひとりちがい、特定の結果をお約束するものではありません。お子さんの発達や体のことで心配なことは、医療機関にもご相談ください。
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