本文へ移動

奈良県天理市・奈良市・橿原市・田原本町の児童発達支援・放課後等デイサービス

新生児・赤ちゃんの手足バタバタ|よくある理由と、発達障害(多動症・自閉症)との関係

「新生児なのに手足をずっとバタバタさせている」「寝ているときも手足がよく動く。多動症(ADHD)や自閉症ではないか」。赤ちゃんの動きが気になって調べている方もいらっしゃると思います。

先にお伝えしたいのは、新生児や赤ちゃんが手足をバタバタさせるのは、多くがふつうの発達の中で見られる動きだということです。このページでは、よくある理由と、発達障害との関係、気にかけたい様子をまとめました。

このページでわかること

・赤ちゃんが手足をバタバタさせる、よくある理由
・月齢による動きの変化
・多動症(ADHD)・自閉症との関係
・気にかけたい様子と相談先
・家庭での見守り方

赤ちゃんが手足をバタバタさせる、よくある理由

自然な全身の動き

生まれたばかりの赤ちゃんは、起きているときに手足や体をなめらかに動かします(自発運動)。体を動かす力が育っていく途中のしるしです。

反射(モロー反射など)

大きな音や、体勢が急に変わったときに、両手をぱっと広げて抱きつくような動きをすることがあります。モロー反射と呼ばれる新生児期に見られる反射で、生後4〜6か月ごろまでに目立たなくなっていきます。

気持ちを伝えている

うれしいとき、興奮しているとき、おなかがすいた・眠い・暑いなど不快なときに、手足をバタバタさせて気持ちを表すことがあります。

月齢による動きの変化

時期の目安よく見られる様子
新生児〜生後2か月手足をばらばらに動かす、音や体勢の変化でびくっとする(モロー反射)
生後3〜4か月自分の手をじっと見る、手と手を合わせる、あやすと手足を動かして喜ぶ
生後5〜6か月ほしい物に手をのばしてつかむ、足を持って遊ぶ、寝返りをする
生後7か月〜1歳おすわり・はいはい・つかまり立ちなど、目的のある動きが増える

表はあくまで目安です。動きの発達には個人差があり、少し早い・遅いだけで心配しすぎる必要はありません。

多動症(ADHD)・自閉症との関係

手足のバタバタが多いことだけで、多動症(ADHD)や自閉症かどうかを判断することはできません。ADHDの特徴である多動や不注意は、年齢に合った行動と比べて判断するもので、赤ちゃんの時期に見分けることはむずかしいとされています。くわしくは「ADHD(注意欠如・多動症)とは」をご覧ください。

うれしいときなどに両手をパタパタ振る動き(ハンドフラッピング)は、「自閉スペクトラム症(ASD)の特徴」でくわしくご紹介しています。この動きも、赤ちゃんや小さな子どもにはよく見られるもので、それだけで自閉症とはいえません。

気にかけたい様子と相談先

次のような様子があるときは、乳幼児健診やかかりつけの小児科で相談しましょう。

相談したい様子

・手足の動きがとても少ない、または体がとてもやわらかい・かたいと感じる
・いつも片方の手や足だけを動かさない(動きに左右差がある)
・生後6か月を過ぎても、モロー反射のような大きな動きがよく見られる
・目が合いにくい、あやしても笑うことが少ない、名前を呼んでも振り向きにくい

体の動きについては、ふだんの様子をスマートフォンで動画に撮っておくと、健診や受診のときに伝えやすくなります。目線や反応、ことばの発達については「赤ちゃんの自閉症のサイン」もご覧ください。

家庭での見守り方

安全な場所で、自由に動ける時間をつくる

起きているときは、平らで安全な場所で手足を自由に動かせる時間をつくりましょう。体を動かす力が育っていきます。

動いたら声をかける

手足をバタバタさせたら、「うれしいね」「おなかすいたのかな」と気持ちをことばにして返します。やりとりの楽しさが伝わります。

寝るときは安全に

寝ているときに手足が動くのは自然なことです。顔の周りに物を置かない、あおむけで寝かせるなど、安全な寝かせ方を心がけましょう。

ぐりーんでの取り組み

ぐりーんでは、体の動きの発達を支える運動あそびや、人とかかわる力を育てることば・コミュニケーションの支援をしています。

ぐりーんの児童発達支援は3歳からご利用いただけます。2歳までのお子さまのご家族からも、見学やご相談をお受けしています。「様子を見ていてよいのか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 新生児が手足をバタバタさせるのは普通ですか?

A. 多くはふつうの発達の中で見られる動きです。自然な全身の動き(自発運動)や、モロー反射などの反射、うれしい・不快といった気持ちの表現として見られます。

Q. 赤ちゃんの手足バタバタは多動症(ADHD)のサインですか?

A. 手足のバタバタが多いことだけで、多動症(ADHD)かどうかを判断することはできません。ADHDの多動や不注意は年齢に合った行動と比べて判断するもので、赤ちゃんの時期に見分けることはむずかしいとされています。

Q. 手足バタバタは自閉症と関係がありますか?

A. 赤ちゃんの手足のバタバタだけで自閉症とはいえません。気にかけたいのは、目が合いにくい、あやしても笑うことが少ない、名前を呼んでも振り向きにくいといった様子が一緒に見られる場合です。

Q. どんなときに相談すればよいですか?

A. 手足の動きがとても少ない、体がとてもやわらかい・かたい、いつも片方の手足だけを動かさない、生後6か月を過ぎても大きな反射の動きがよく見られる、目が合いにくいなどの様子があるときは、乳幼児健診や小児科で相談しましょう。

Q. ぐりーんは何歳から利用できますか?

A. 児童発達支援は3歳からご利用いただけます。2歳までのお子さまのご家族からも見学・相談をお受けしています。

監修:久保崇太郎(心理指導担当職員・保育士)|監修日 2026年11月3日

奈良県で小さいお子さまの発達を相談できる4拠点

見学・相談だけでも大丈夫です。お近くの拠点をご覧ください。

天理本店(天理市・大和郡山市・奈良市東部など)

菅原支店(奈良市・生駒市・大和郡山市)

橿原支店(橿原市・香芝市・大和高田市など)

田原本支店(田原本町・橿原市・桜井市・広陵町)